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毎年、転倒事故により何人の方がお亡くなりになるかご存知でしょうか? |
| 交通事故による死亡者数はニュースなどで話題になりますが、転倒事故に関してはご存じない方が多いと思います。 |
| 下記の表をご参照ください。 |
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| ◆不慮の事故の種類別にみた死亡者数 |
| 死因 |
死亡者数 |
| ○交通事故 |
10.913人 |
| ○転倒・転落 |
6.722人 |
○スリップ、つまづき等による、 同一平面状での転倒 |
3.684人 |
| ○不慮の溺死 |
5.716人 |
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| 以上のように、交通事故の約3割に当たる約3,700人もの方が毎年お亡くなりになっています。 |
| その内約85%が65歳以上のお年寄りの方でしめられ、さらに年間約90,000人の方が転倒事故が |
| 原因で寝たきりになっているというデータもございます。 |
| 普段は何も気にせず歩いている場所、例えばビルの玄関、廊下、階段などが、雨や水道水で水濡れ状態になると、 |
| 突然凶器に豹変することがあります。美観、デザインのみが重視されすぎたのが原因かもしれません。 |
今後の施設管理は、子供からお年寄りまで全ての年代に優しい、ユニバーサルデザインが求められる時代であると思われます。
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| 六本木ヒルズの回転ドアの事故で管理者責任が問われていますが、既に転倒事故においても、 |
| 過去の訴訟において施設管理者側に不利な判決が出ています。以下の判例をご参照ください。 |
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| ●事例1 コンビニ内での転倒事故に115万の支払い命令 |
| ファミリーマートで買い物中の女性が転倒して左腕を縫う怪我をした。 |
判 決/ |
原告(転倒者)勝訴 |
| 判決理由/ |
ファミリーマートは安全確保のため水ぶきの後、からぶきをする |
| など、客が転ばないよう店舗経営者らを通じて指導する義務が |
| あったとして、慰謝料などの支払いを命じた。 |
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(大阪高裁2001年7月31日) |
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| ●事例2 ビル内での転倒事故に損害賠償2,200万円の支払い命令 |
| JR池袋駅ビルで主婦が転倒。左足骨折、 |
| 判 決/ |
原告(転倒者)勝訴 |
| 判決理由/ |
低コストを業者に強要するあまり掃除も十分でなく、また床に |
| 油や水が付着して滑りやすくなっていたことが原因である。 |
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(東京地裁2001年11月27日) |
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| 『東京都福祉のまちづくり条例』には、 |
| 「歩行者の安全性及び快適性を確保するため、平たん性、滑りにくさ、水はけの良さ等を考慮し、舗装材料を選択すること」とあります。 |
| またその基準として、「滑りにくさの目安として湿潤状態のすべり抵抗値BPNが40以上であることが望ましい」 |
と具体的数字で規定されるようになりました。
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